失恋をバネにした人たちの話3 ブログ「いばや通信」代表 坂爪圭吾さん
失恋をバネにした人たちの話 3ブログ「いばや通信」代表 坂爪圭吾さん
2014年のバレンタインデー。
同棲していた彼女に、「話がある」と言われた
坂爪さん、
「チョコでももらえるのかな?」と呑気に構えていたところ、
「あなたとの未来が見えない」と、
なんと彼女に振られてしまう。
その日に家を出ていくことになってしまい、
バレンタインデーに坂爪さんは、
3年近く付き合った彼女と、家を同時に失ってしまう。
真冬の寒空の下、坂爪さんは彼女との思い出の感傷にふけるが、
家がなくなってしまったので、それどころではない!
坂爪さんは、なんとか生き延びるために、
友人に事情を話し、家に泊めてもらったり、
ご飯をご馳走してもらったりする。
生き延びるために、自分の状況やスケジュールを全て公開し、ブログを立ち上げ、助けを求めた。
ブログを見たたくさんの人が彼を応援し、
救いの手を差し伸べた。
そこで坂爪さんは、人の優しさに気づき、
自分をオープンにしていれば生きていけることを確信する。
坂爪さんの思いを綴ったブログ「いばや通信」http://ibaya.hatenablog.com/は、
たくさんの人に愛され、迷っている人に生き方の指針を示すブログになった。
坂爪さんに会いたい、話がしたいという人がたくさんいて、
今や国内、海外含め、まさに「引っ張りだこ」である。
そんな坂爪さんは、彼女に振られた当時の心境について、こう書き記している。
「ホームや彼女をレスしたことを嘆いても、それが戻ってくる訳ではない。嘆いたら嘆いただけすべてが戻ってくるならば、小生、いくらでも号泣をする準備はできていた。が、そんなことは起こらない。それならば、この逆境を機会に飛翔をするしかない。男は女に振られることで人生が変わると聞く。その通りだと思う。振っていただいたことによって高速回転をはじめた我が身を、我が命を、自分自身でも振り切っていくしかない。自らにそう言い聞かせ、私は「笑う道を選ぶ」ことを決めた。この瞬間の二者択一は、以後、私の人生を根底から支える覚悟になった。」
坂爪圭吾さんのnote「ホームをレスした話1」よりhttps://note.mu/keigosakatsume/n/n17e2e666a9c2
彼女に振られたことで、二つの選択肢ができる。
「泣く道」と「笑う道」だ。
「笑う道」を選んで、自分の人生を切り開いた坂爪圭吾さん。
失恋をバネにして、大きく飛翔したその人である。